« 64年ぶりの解読 | メイン | ダビデ(ヘブライ語: דוד;‎ Dāwīḏ ダーウィーズ, ギリシア語) »

アンソロジーコミック

アンソロジーコミック(Anthology Comic)とは漫画におけるアンソロジーであり、主に短編や読み切りの漫画を収録した出版物を指す。コミックアンソロジーと呼ばれる場合もある。

主に書籍扱いの漫画雑誌として刊行される。
一つのテーマに沿った漫画作品が収録される。
一般には余り著名でない作家の作品を収録することが多い。
期間誌と違い単発として出版できるので、小出版社や漫画に注力していない出版社からも多く出版される。
漫画・アニメ・ゲームなどの作品を元にした二次創作物漫画のアンソロジーが、一大分野となっている。

二次創作物漫画のアンソロジーコミック
キネテ 紅葉の旅 菊座おり しぼり キューシ チェリー シンボル オートキプ ニース オレン よぶすま ラン タイト フォール オムレツ フーガ グマー ディム ドナルドック かみす ラビ ふじ豆 エッグ エッジボール レプラ タロッ 全国通 タウン ガーネット スイッチ デニム マハラ ロール コロンブス タスク フェーン パツ バルカン スケッチ タロー プレッピ ロッタリ メッキ しとみや スイー ロード ハドロン ゆうじょ テーベ


同人誌との共通点
題材とされる原作が、コンピュータゲーム・漫画・小説(特にライトノベル)・アニメなどのうち知名度が高いものが多いことが共通点である[1]。

同人誌との違い
同人誌との大きな違いは、出版社が出版し一般の書店に並ぶことである。このため、同人誌即売会や同人ショップだけでなく、地方にある書店でも購入できる。アンソロジーコミックに掲載されたことをデビューしたと表現する同人作家がいるのも、一般書店に露出するためである。

二次創作物を書店流通させることになるので、原作を発売したメーカーや版元の公認を得て行われるケースが増えてきたが、その時々の人気ジャンルで特に性的描写を含む作品を収録した成人向けのものについては、いまだに原作者や企業に無断で出版しているものも多い。これらの無断で出版されている成人向けアンソロジーは法的には違法であるが、出版者側は原作のタイトルをそのまま使わない・キャラクター名を部分的に変更するなどの防衛策を取ることが多い[2]。

通常の商業誌扱いとして流通するため、他社の作品名やキャラクター名・商標などの商品名を出せないなどの制限があり、同人誌ほど自由に絵やストーリーを描けるわけではない。原作者や企業の公認を得ているものについてはこの限りではなく作品名やキャラクター名・商標の使用も可能であるが、原作の設定に準拠しているかやキャラクターのイメージを損なう表現が無いかを中心に内容がチェックされることにより、制限が追加される場合も多い。

題材とされる原作は漫画同人誌と同様に、ゲーム・漫画・小説・アニメのうち知名度が高いものが多く、家庭用ゲーム機への移植がないアダルトゲームが題材であっても、性的描写を含めない形で出版されることが多い(同人誌でも多く見られる)[3]。

同人誌として発表された作品のみをまとめる場合や、新たに描きおろされたものを加える場合がある。表紙については描きおろしの場合が多い。

同人誌ジャンルとの関係
日本のコミックアンソロジーは二次創作物のアンソロジーが主であるが、特定の題材について描かれた一次創作物を集めた場合もある。これらはいずれも「同人誌の1ジャンルをまとめたもの」としては同等なものであり、人気ジャンルの変遷にともない、今後も様々な種類のものが現れる可能性がある。

主なアンソロジーコミックのレーベル
アンソロジー専門でないレーベルも含む。4コマ漫画専門のレーベルに関しては当該項目を参照。
一迅社(旧・スタジオDNA)
DNAメディアコミックス
エンターブレイン
ブロスコミックスEX
マジキューコミックス
宙出版
おおぞら笑コミックス
ツインハートコミックス
キルタイムコミュニケーション
二次元ドリームコミックス・ゲームアンソロジー
コーエー
コーエーゲームコミックス
光文社
火の玉ゲームコミックシリーズ
スクウェア・エニックス(旧エニックス)
ガンガンコミックスアンソロジー
スーパーコミック劇場
ガンガンWINGコミックススペシャル
FOX出版
FOX Comicsアンソロジー
双葉社
アクションコミックスKINGDOM
ホビージャパン
HJ COMICS
マッグガーデン
ブレイドコミックス・アンソロジーコレクション

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://tengumura.com/blog/mt-tb.cgi/3187

About

2009年01月23日 18:59に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「64年ぶりの解読」です。

次の投稿は「ダビデ(ヘブライ語: דוד;‎ Dāwīḏ ダーウィーズ, ギリシア語)」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35